ひとりごと

なんとなく、サザンや桑田さんの楽曲、ビートルズ について、くどく、つらつらと。

悲しきプロボウラー

ご無沙汰です。実質初投稿となる今回は、桑田佳祐&The Pin Boysの「悲しきプロボウラー」についてぼやきます。

 

そういえば、ブログを書くにあたってたくさん調べ物をしたのですが、「読者ファースト」が大事!とありました。知りません。我が道を行けばどうなるものか、迷わず書けよ、読めばわかるさ!! こんな調子で、読みたくなくなる怪文書を書いていきます。

 

 

1.この曲について

桑田佳祐&The Pin Boys名義での二枚目のシングルの本作は、完全生産限定盤、通常盤、アナログ盤、ボウリング場だけで販売される完全生産限定盤ボウリング場限定パッケージ、配信と販売形態だけで5もあるどえらいシングルなんです。(フックボールに商魂込めてじゃん)

 

前作に引き続き、50s’アメリカ風(コカ・コーラっぽい絵)のジャケットとなっており、個人的に近年の作品の中でかなりおしゃれなジャケットだとおもいます。

 

完全生産限定版の特典は①ポスター②ピンバッジ③桑田さんのゲームハイスコアが載ったステッカーの三点でした。③については、発売の1週間くらい前に桑田さんがまさかの300点を記録、ステッカーの記録を塗り替えてしまう事件 が発生したのを覚えています。何やってんだ!

投稿者の実際に購入した形態(ネットより引用)

この曲がすごいのは販売形態の多さのみではなく、なんと日本ボウリング競技公式ソング、損保グループのCMソングの肩書を有してることなんです。

SOMPOグループの社内スローガンは「安心・安全・健康のテーマパーク」であり、桑田の音楽活動に加え、ボウリング大会を開催して、世代を超えたコミュニケーション促進、全国各地の活性化につながる活動する姿が社内スローガンと合致するということにより、2020年2月にSOMPOグループと桑田によるパートナーシップ契約を締結することが決まり、以下略    Wikipediaより

という感じに、なかなか強引だなとも思ったのですが、桑田さんが以前「ボウリングは保齢球って書くんだよ(笑)」とおっしゃていたのを思い出して、案外あってる…?とおもわなっかったです。強引は強引だね。ふんっ

 

2.曲中の小ネタ・元ネタ

一番書きたかった箇所までおおよそ1000字でした。世の中のまとめサイトを書かれてる方々には頭が上がりません。大変ご足労さん。毎記事お疲れさん。

 

この曲はジャケットから曲調を想起させることのできる、まさしく桑田さんの青春をはじめとしたさまざまな思い出が表現された楽曲であるのです。

 

50~60年代アメリカンポップスやビートルズのようなロックンロールのオマージュが至る所にちりばめられた、桑田ソロって感じの曲ですね♬(は?)

コーラスワークはビーチボーイズThe Beatlesの「Back in the U.S.S.R」を想起させるハーモニーで、ビートルズを敬愛するアタクシには堪らないんですっ(桑感)

 

さよなら涙 ハジき飛ばせよ

愛の旅路で迷子になって
夢の途中で叩き起こされ
まるでこの世はムンクの叫び
弱音吐いたり泣いたら負けさ 1⃣

Oh, baby
Da Doo Ron Ron Ron 頑張れ
いつだって Go Bowling 凛々だね

だけどボウラーは悲しくて
真夏の空が恋しくて
見果てぬ夢を追いかけながら

たまに将来が見えなくて
なかなか商売も厳しくて
生きるは何故
思い通りにはならぬも

フック・ボールに闘魂込めて
いとしあの娘(こ)のハートを狙え
どんな苦労も宝物だよ
いつかまた来るチャンスに賭けろ 1⃣

Oh, baby
Da Doo Ron Ron Ron ハンパねぇ
大空を Go Bowling 凛々翔べ

だからボウラーになりたくて
あの娘(こ)のそばに寄り添って
ココロとカラダ鍛えておけよ

決してガターを恥じないで
だってストライクがすべてじゃない
人それぞれ
やり直しが利くのも人生さ

“ねぇ、ダーリン。私をボウリング場に連れてって”
オレでいいなら
“そして私を強く抱きしめて”
目を閉じたまま

趣味と仕事は一緒にするな
そんな親父の声が聞こえる 2⃣
いつか見ていろ自分の足で
社会のために役に立つんだ 1⃣

だけどボウラーは悲しくて
真夏の空が恋しくて
見果てぬ夢を追いかけながら

たまに将来が見えなくて
なかなか商売も厳しくて
命は何故
あの日帰らざる波の音
Spinnin’ Round…3⃣

青字がビートルズポイントです。こうしてみると記事にするほど要素ないですね。まるでメロンソーダですな。メロンと名乗るのにメロンの味がしない、色だけ。

ほんの少ししか紛れ込んでいないのにも関わらず、気配を感じさせるビートルズの偉大さにまた触れてしまいました。

 

1⃣

サウンドに注目です。先述のコーラスワークがBack in the U.S.S.Rのオマージュですね。

だうだうだうだう…

ここで斎藤誠さんが弾かれてるギターがビートルズ!というよりも、あの時代に作られた曲でありがちなフレーズ(パワーコード)で、というのもあり、私の感性を刺激するのです。If you wanna dance with me?

パワーコードに関しては全体を通して鳴ってますね。

youtu.be

これがイメージに近い!!ジョン好き

2⃣

もろビートルズやんか!!

この吐息はビートルズA Day in the Lifeのオマージュかと思われます。

「A Day in the Life」はビートルズのオリジナルアルバム「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」の大トリ曲、エンディング後の無音域には犬にしか聞こえない周波数の音が入っている、といったトリビアの塊みたいな曲です。

この曲は中期のレノン=マッカートニーの代表作といっても過言ではないくらいにいい曲なんです。Sgp.については後日また記事にまとめたいのでまた。

 

暇ならぜひフルで聞いちゃってください

3⃣

ここももろ出しですね。もはや露出。

これは通称「ホワイト・アルバム」の「Dear Prudence」のサビ?にあたる部分のパクr…オマージュと確信しています。

 

一昨年のソロツアーLIVE TOUR 2021「BIG MOUTH, NO GUTS!!」』で初めて日の目を浴びた際は、このDear Prudenceオマの部分はカットされて披露されていました。

ライブバージョンとしてのまとまりは感じられたものの、なんだか寂しさも混ざったのを思い出しました。(画面越しでの参戦のくせに)

 

youtu.be

 

3.編集後記

思いのほか疲れたのでいったん〆ます。

「趣味と仕事は一緒にするな そんな親父の声が聞こえる」

という一節があります。毎年のようにボウリング大会を開かれることがお父様のおっしゃったことなのね(白目)

 

冗談ですっっっっ!!!!!

 

この曲はどうやらロンドンのスタジオで録音されたみたいで、当時の夜遊びで桑田さんが「こっち(日本)と向こう(イギリス)では温度や湿度が違うから、日本でロックを録ってもうまく仕上がらない」と言われてたような記憶があります。

本場の空気がスピーカー越しからも漂っていたから、ビートルズを濃厚に感じたのかもしれませんね。限界オタクですね、こりゃ。

 

ここまでスクロールしていただいた労力さんに陳謝させていただきたい。

次回もこんな調子で頑張ってみようと思います。

まとめろ、というネタの差し入れはコメントで受け付けさせていただきます。

ありがとうございました。